卵巣嚢腫検査は病院の何科へ行くの?

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ここでは、「卵巣嚢腫検査は病院の何科へ行くのか」
についてお話します。

 

卵巣嚢腫という病気は
初期症状が乏しいため、
早期の発見は難しいといわれています。

 

症状が出たころには握りこぶし大の大きさに
なっていることも少なくないのですが、

 

できるだけ早期発見することで
治療の選択肢も広がります。

 

今回は卵巣嚢腫の検査は
何科の病院にかかればよいのか
ご紹介します。

 

卵巣嚢腫とは何科で検査・治療するのか?

 

卵巣嚢腫は卵巣にできる腫瘍の一種で、
卵巣腫瘍の中でも良性の
腫瘍として分類されます。

 

卵巣嚢腫と一言で言っても種類は様々で、
種類によって治療法も異なります。

 

卵巣にさらさらとした
液体が溜まる漿液性嚢腫、

 

ねばねばした液体が溜まり
巨大化しやすい粘液性嚢腫、

 

骨や歯、皮膚や髪の毛などが
溜まる皮様嚢腫、

 

子宮内膜症が卵巣にできた
状態であるチョコレート嚢腫

 

などがあります。

 

もし卵巣嚢腫が見つかった場合には
どの種類でも婦人科での
治療が必要となります。

 

そのため、検査を受ける場合には
もし手術が必要となった場合でも

 

対応できる設備のある病院、
またはきちんと紹介状を書いてくれる
婦人科の病院を選ぶことをお勧めします。

 

卵巣嚢腫が見つかる方の多くは
不妊に悩んでいるという現状もあり、
妊娠を希望される方が非常に多いです。

 

妊娠を希望されている場合には、
不妊治療も行っている病院を選ぶと

 

治療後の妊娠もしっかりと
サポートしてくれます。

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卵巣嚢腫はどのようにして
発見されるのか?

 

前述したように、卵巣嚢腫は
初期症状がほとんどありません。

 

妊娠時の検査で偶然発見されたり、
婦人科の健診を受けた時に
偶然発見されることが多いです。

 

ある程度の大きさになると、
腹部膨満が現れたり、

 

激しい運動後に下腹部の
痛みが現れます。

 

また、卵巣嚢腫がある方は年齢とともに
増強する生理痛に悩む方が多いです。

 

卵巣嚢腫は種類にもよりますが
大きくなると周囲の組織を圧迫して

 

生理痛の増強や卵巣の機能低下
によるホルモンバランスの乱れ、
便秘などが現れます。

 

このようにして体の不調を感じて
受診すると、卵巣嚢腫などの婦人科系
疾患が疑われ、詳しい検査が必要になります。

 

卵巣嚢腫の検査とは

 

婦人科系疾患の検査の基本は
エコー検査になります。

 

エコー検査は放射線被ばくがなく、
安全性が高いだけではなく、

 

卵巣嚢腫の種類や大きさまで
ある程度特定できる有用な検査です。

 

エコー検査の他には、血液検査で
腫瘍マーカーの検査、CTやMRI
などの画像診断で卵巣嚢腫を検査します。

 

必要に応じて、CTやMRIで
造影剤を使った検査を行うこともあります。

 

検査は外来で可能です。

 

このように、卵巣嚢腫の検査は
婦人科のある病院で行います。

 

卵巣は沈黙の臓器と呼ばれており、
卵巣の病気は早期発見が難しいです。

 

そのため、定期的な検診を受け、
早期発見できるように
行動することが大切と言えます。

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